1822: The Railways of Great Britain
デザイナー:Simon Cutforth
完全版の1822。グレートブリテン全土で、プライベート会社、マイナー会社、大手会社の権利を絶え間なく競り合う。
1822: The Railways of Great Britain
目次
ゲームの流れ
- 銀行£12,000。プレイヤーに£2,100を等分(4人なら各£525)
- シャッフルした3つの山:メジャー会社の特許状(一番上はLNWR)、マイナー会社(一番上はM24)、プライベート会社(一番上はP1)
- オークション枠:マイナー会社4、特許状3、プライベート会社3
- 各プレイヤーに入札トークン(4人なら5個)とランダムな手番順
- 販売中はL列車と2列車だけの状態で株式ラウンド開始
- 手番:メジャー会社の株を売り、借入を返し、次のどれか1つ:
- · メジャー会社の株を1枚買う
- · 特許状を転換する(フェーズ2から)
- · オークション枠に3回まで入札
- 終了時、各入札の勝者が支払って証券を受け取る
- 次の手番順:手持ち現金の多い順
- プライベート会社と特許状の収入(£10)
- まずマイナー会社、次にメジャー会社、株価の高い順に:
- 1. プレイヤーからプライベート会社を買い取る
- 2. 線路:黄1枚(マイナー)、黄2枚 / アップグレード1回(メジャー)
- 3. 目的地と駅トークン(£100)、メジャー会社のみ
- 4. 列車:マイナー会社は50/50で分ける
- 5. 列車購入(持っていなければ義務)
- 6. マイナー会社の吸収と、株の発行・買い戻し(メジャー)
- 銀行が尽きる:運営ラウンドのセットを終えて終了
- 株価が£700に達する:その運営ラウンドを終えて終了
- 最初の株式ラウンドで何も売れなければ即終了
- 現金と株(時価)の合計が最も多い人の勝ち(プライベート会社と会社は数えない)
構成要素
- 現金と入札トークン
- 特許状、マイナー会社の証券(50%)、メジャー会社の株
- プライベート会社(価値0だが収入か能力あり)
- 50%の緊急借入
- マイナー会社24社、駅トークン各1個
- フェーズ1では£50、資金£100で開始
- 1手番に黄か緑のタイル1枚
- 収益は常に社長と折半
- メジャー会社10社、それぞれ目的地あり
- 特許状の転換(フェーズ2〜4)か、50%売れたとき(フェーズ5から)に誕生
- 段階的資本方式。フェーズ6からはフル資本
- マイナー会社を吸収し、資金・列車・駅を引き継ぐ
- £12,000
- 新車と中古の列車市場
- プライベート会社と特許状の収入を払う
お金の流れ
- プレイヤー 銀行 落札した入札(フェーズ2までは、マイナー会社の資金は銀行が出す)
- プレイヤー メジャー会社 特許状の転換と、会社資金からの株購入
- マイナー会社 プレイヤー マイナー会社の収益の半分
- メジャー会社 プレイヤー 配当と、マイナー会社吸収の現金支払い
- メジャー会社 銀行 列車、地形コスト、駅トークン
- 銀行 プレイヤー プライベート会社と特許状の収入、株の売却
フェイズ
- どの会社もオークションから出てくる:決まった開始配置はない。
- マイナー会社はメジャー会社の種。吸収すれば、線路も駅もお金も出来上がった状態で手に入る。
1ラウンドを順に追う
ルールブック(v2.0)の2つの例をもとにした説明用の例:CardiffのマイナーM19が£140で落札されるオークションと、そのSwansea方面への最初の線路です。4人プレイ、各自£525。Gloucesterを本拠地とするSWRの特許状も落札し、それを使って自分のマイナー会社を吸収するPL1を追いかけます。
-
開始前 オークション枠 フェイズ1
枠には、マイナー会社4社(先頭はM24)、特許状3枚(先頭はLNWR)、プライベート会社3社が並びます。各プレイヤーは入札トークンを5個持ち、山の順番を見られます。次のオークションに何が出るかわかるわけです。
枠1のマイナー会社に入札がなければ、銀行の列車を1両持ってゲームから除外されます。
- PL1の現金
- £525
- M19の資金
- —
- M19の株価
- —
- SWRの資金
- —
- SWRの株価
- —
-
株式ラウンド1 1手番に3つまで入札 フェイズ1
PL1はM19にトークンを1個(額面の£100)、SWRの特許状にもう1個(£100)置きます。まだ何も払いません。入札はお金を約束するだけで、手持ちを超えることはできません。
入札は取り消せず、誰かに上回られても別の枠には動かせません。
- PL1の現金
- £525
- M19の資金
- —
- M19の株価
- —
- SWRの資金
- —
- SWRの株価
- —
-
株式ラウンド1 Cardiffをめぐる争い フェイズ1
PL2がM19を£120に上げます。次の手番、PL1は自分のトークンを£140に上げます。他には誰も入ってきません。
置いたトークンを動かせるのは、他のプレイヤーに上回られたときだけです。
- PL1の現金
- £525
- M19の資金
- —
- M19の株価
- —
- SWRの資金
- —
- SWRの株価
- —
-
株式ラウンド1 ラウンド終了:支払い フェイズ1
全員が続けてパスすると、オークションを解決します。PL1はM19に£140、特許状に£100を払います。フェーズ1では入札額にかかわらず、マイナー会社は£50で、銀行が出す£100を持って始まります。
次の株式ラウンドの手番順は現金の多い順。今たくさん使えば、次は後手になります。
- PL1の現金
- £285
- M19の資金
- £100
- M19の株価
- £50
- SWRの資金
- —
- SWRの株価
- —
-
運営ラウンド1 収入とM19の初手番 フェイズ1
特許状がPL1に£10を払います。M19は入札額が最も高いので、マイナー会社の中で最初に運営します。Cardiffに駅を置き、初手番の最初のステップとしてL列車を£60で買います。
走る前にL列車を買えるのは、初手番のマイナー会社だけです。
- PL1の現金
- £295
- M19の資金
- £40
- M19の株価
- £50
- SWRの資金
- —
- SWRの株価
- —
-
運営ラウンド1 Swanseaへの線路と折半 フェイズ1
CardiffとSwanseaの間に黄タイルを置きます。L列車はCardiffの中だけを走り£30。マイナー会社は常に折半で、PL1に£15、会社資金に£15。配当したので株価は1マス上がって£60に。
L列車が数えられるのは、自社の駅がある都市1つと、望むなら町1つだけです。
- PL1の現金
- £310
- M19の資金
- £55
- M19の株価
- £60
- SWRの資金
- —
- SWRの株価
- —
-
ラウンド2・3 フェーズ1でもう2巡 フェイズ1
株式ラウンド2と3では、PL1は特許状を転換できず(まだフェーズ1)、パスします。2回の運営ラウンドのたびに特許状から£10が入り、M19はまた£30を稼いで折半。マイナー会社は株価£80、資金£85になります。
フェーズ1では、株式ラウンドの間の運営ラウンドは1回だけです。
- PL1の現金
- £360
- M19の資金
- £85
- M19の株価
- £80
- SWRの資金
- —
- SWRの株価
- —
-
運営ラウンド3 M19がフェーズ2を開く フェイズ2
配当の後、M19は銀行に£80を払ってL列車を裏返し、2列車にします。ゲーム最初の2列車なのでフェーズ2が始まります。特許状を転換でき、次の株式ラウンドの後は運営ラウンドが2回になります。
Lを2に転換するのは列車の購入扱いです。
- PL1の現金
- £360
- M19の資金
- £5
- M19の株価
- £80
- SWRの資金
- —
- SWRの株価
- —
-
株式ラウンド4 特許状を転換 フェイズ2
PL1は特許状を裏返し、SWRの社長証券(20%)を得ます。額面は£100を選択。銀行が£100を出し、PL1が2倍額までの残りを払います:2 × 100 − 100 = £100。SWRは£200で設立されます。
転換はそれだけで手番のアクションすべて。同じ手番に株は買えません。
- PL1の現金
- £260
- M19の資金
- £5
- M19の株価
- £80
- SWRの資金
- £200
- SWRの株価
- £100
-
株式ラウンド4 もう1株 フェイズ2
別の手番で、PL1はSWRの会社資金から10%を£100で買い、そのお金は会社に入ります。これで30%です。
段階的資本方式:会社資金から売れた株は、その価格が会社に入ります。
- PL1の現金
- £160
- M19の資金
- £5
- M19の株価
- £80
- SWRの資金
- £300
- SWRの株価
- £100
-
運営ラウンド4.1 2列車のM19 フェイズ2
特許状は会社になったので、もう収入はありません。M19の2列車はCardiffからSwanseaへ:30 + 20 = £50。PL1に£25、会社資金に£25、株価は£90に上がります。
- PL1の現金
- £185
- M19の資金
- £30
- M19の株価
- £90
- SWRの資金
- £300
- SWRの株価
- £100
-
運営ラウンド4.1 SWRがGloucesterで始動 フェイズ2
SWRの初手番:本拠地に駅を置き、目的地トークン(Fishguard)をチャートに置きます。Gloucesterは価値0の空の丸で、地形コスト£40を払って黄の都市タイルを置きます。
フェーズ2ではメジャー会社は1手番に黄1枚だけ。フェーズ3からは2枚です。
- PL1の現金
- £185
- M19の資金
- £30
- M19の株価
- £90
- SWRの資金
- £260
- SWRの株価
- £100
-
運営ラウンド4.1 列車なしで左へ フェイズ2
列車がないので何も稼げず、株価は1マス左の£90へ。その後、会社は列車を持って手番を終えなければならないので、2列車を£120で買います。
- PL1の現金
- £185
- M19の資金
- £30
- M19の株価
- £90
- SWRの資金
- £140
- SWRの株価
- £90
-
運営ラウンド4.2 M19が£100に フェイズ2
M19はさらに£50を稼ぎ、PL1に£25。株価が£100に達し、マイナー会社の価値はその2倍の£200になります。
- PL1の現金
- £210
- M19の資金
- £55
- M19の株価
- £100
- SWRの資金
- £140
- SWRの株価
- £90
-
運営ラウンド4.2 Newportで2社がつながる フェイズ2
SWRはNewportに黄タイルを置き(地形コスト£20)、GloucesterとCardiffをつなぎます。2列車はGloucester + Newportで£30。配当して、PL1は30%分の£9、まだ会社資金にある70%分の£21は会社へ。
株価より小さい配当では動きません。株価と同じなら1マス上がります。
- PL1の現金
- £219
- M19の資金
- £55
- M19の株価
- £100
- SWRの資金
- £141
- SWRの株価
- £90
-
運営ラウンド4.2 SWRがM19を吸収 フェイズ2
GloucesterからCardiffまで線路がつながり、どちらも初手番ではないので、SWRはM19を吸収できます。£200を株2枚(2 × £90 = £180)と現金£20でPL1に払います。M19の£55と2列車を引き継ぎ、Cardiffの駅を自社のものに置き換えます。
メジャー会社は株を0・1・2枚出せます。株の価値がマイナー会社を上回るなら、社長が差額を払います。
- PL1の現金
- £239
- M19の資金
- —
- M19の株価
- —
- SWRの資金
- £176
- SWRの株価
- £90
-
株式ラウンド5へ この先は? フェイズ2
PL1はSWRの50%を持ち、会社はGloucesterとCardiffに駅、2列車が2両。£239で新しいマイナー会社に入札できます。狙いは、最初の4列車で2列車が錆びる前に、目的地Fishguardまで線路を延ばすこと。本拠地から列車が着けば、そこは2倍の価値です。
- PL1の現金
- £239
- M19の資金
- —
- M19の株価
- —
- SWRの資金
- £176
- SWRの株価
- £90
1822: The Railways of Great Britain — 概要
資本化の方式
- デフォルトは段階的資本化です。会社の株が実際に1株売れるたびに、会社が額面(パー)価格を受け取ります。
- 最初の6列車が購入されると(フェーズ6)、それ以降に設立されるメジャー会社は全額資本化に切り替わります(資本金を一括で受け取り、残り5株の会社保有株はそのまま市場に出ます)。
設立の条件とプレイヤーごとの株式保有上限
- マイナー会社は唯一の株(100%)が売れた時点で設立されます。メジャー会社は20%で設立されますが、ロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道(LNWR)だけは最初から株が配置済みで、わずか10%で設立されます
- マイナー会社は株が1枚しかないため、1人のプレイヤーが100%まで保有できます。メジャー会社は従来どおり60%が上限です
- プレイヤー1人あたりの証券枚数上限:2人 — 33、3人 — 26、4人 — 20、5人 — 16、6人 — 13、7人 — 11
人数別の初期資金
- 2人:初期資金 £900
- 3人:初期資金 £700
- 4人:初期資金 £525
- 5人:初期資金 £420
- 6人:初期資金 £350
- 7人:初期資金 £300
- 銀行は人数に関係なく常に £12,000 で始まります
ゲーム終了の条件
- 銀行の資金が尽きた場合:現在の運営ラウンド一巡を最後まで行います(株式ラウンド中に尽きた場合は、次の運営ラウンドが対象です)
- 株価が「e」と記された株価表のマス(700e)に到達した場合:次の運営ラウンドの終了時にゲームが終わります
- 最初の株式ラウンドで誰も株を1枚も売らなかった場合:即時終了(例外的な安全装置)
- このゲームでは破産は無効です(BANKRUPTCY_ALLOWED = false)。ゲーム終了の条件にはなりません
フェーズ数
- 7フェーズ(1〜7)。各種類の最初の列車が購入されると進行します
- 各フェーズでマイナー会社とメジャー会社の列車保有上限が異なります(例:フェーズ1ではマイナー会社2、メジャー会社4)
- フェーズ2:特許状をメジャー会社に転換できます
- フェーズ5:最初の5列車を購入すると、未転換の特許状はすべて補償なしで閉鎖され、保留中のメジャー会社は50%で設立されるようになります
- フェーズ6:最初の6列車を購入すると、それ以降に設立されるメジャー会社は全額資本化になります
- フェーズ7:最初の7列車を購入すると、まだ取得されていなければプライベート会社P15とP20(フェーズ倍率型の収益)が閉鎖されます
列車の一覧と価格
- L列車 — £60(22両。最初の3列車が購入されると錆びる)。錆びる前なら £80 で「2」列車に転換可能(独自のバリアント、距離2、£120、フェーズ1から利用可能、最初の4列車が購入されると錆びる)
- 3列車 — £200(9両。最初の6列車が購入されると錆びる)
- 4列車 — £300(6両。最初の7列車が購入されると錆びる)
- 5列車 — £500(3両。購入すると保留中の特許状がすべて閉鎖される)
- 6列車 — £600(3両。購入すると新しいメジャー会社は全額資本化になる)
- 7列車 — £750(無制限。エクスプレス版「E」は距離無制限、×2倍、£1,000。購入すると、まだ取得されていないフェーズ収益型のプライベート会社が閉鎖される)
- プライベート会社が与える特殊列車(市場では購入しません):2P(永久2列車、無料、2両)、LP(永久L列車、無料、1両)、5P(追加の5列車、£500、1両)、P+(列車を「+」列車にアップグレードするプルマン客車、無料、2両)
プライベート会社の一覧
- プライベート会社は21社(P1〜P21)で、固定価格はありません。決まった開始価格で買うのではなく、入札トークンが限られた同時オークションで落札します。
- P1(通常の5列車)、P2(小さな駅を取り除く、使用すると閉鎖)、P3とP4(永久2列車)、P5(イギリス海峡に無料トークン)、P6とP7(郵便契約、列車の駅価値の+50%)、P8(丘陵・山岳の割引、または険しい地形への無料トークン)、P9(手番順の決定で手持ち現金を2倍として申告、または会社が所有する場合は変動収益)、P10(河川・河口の割引と無料トークン)、P11(次の色のタイルへのアクセスを前倒し)、P12(追加タイルまたは追加アップグレード)、P13とP14(プルマン客車)、P15(フェーズごとに収益×10、フェーズ7で閉鎖)、P16(タックスヘイブン:取得されることはなく、60%の上限に数えずに所有プレイヤーのために株を購入する)、P17(特許状・マイナー会社・プライベート会社の山の中でカードを1枚移動する)、P18(交換用トークンを利用可能なものと入れ替える)、P19(永久L列車、フェーズ1から)、P20(フェーズごとに収益×5、フェーズ7で閉鎖)、P21(グリムズビー〜ハル間の橋を無料で建設)
会社の一覧
- メジャー会社は10社(各10株)で、いずれもオークションで落札した「特許状」(C1〜C10)を転換して設立されます:London and North Western Railway(LNWR)— London/M38、Great Western Railway(GWR)— London/M38、London, Brighton and South Coast Railway(LBSCR)— London/M38、South Eastern & Chatham Railway(SECR)— London/M38、Caledonian Railway(CR)— Glasgow/E6、Midland Railway(MR)— J29、Lancashire & Yorkshire Railway(LYR)— G22、North British Railway(NBR)— Edinburgh/H5、South Wales Railway(SWR)— H33、North Eastern Railway(NER)— L19
- 最大24社の「マイナー」会社(M1〜M24、1822+拡張を使うと最大30社)。いずれもトークン1個・2株の会社で、これもオークションで落札し、地図全体に散らばっています(アバディーン、ハイランド、エディンバラ、ニューカッスル、ダーリントン、バロー、ウォリントン、シェフィールド、グリムズビー、バーミンガム、ピーターバラ、イプスウィッチ、メードストン、ロンドン、サウサンプトン、ボーンマス、カーディフ、ポンティプール、マーサー・ティドビル、エクセター、コーンウォール、スウォンジー、ノーリッジ、ハル。拡張ではさらにグラスゴー、カーライル、ミッド・ウェールズ、プリマス)。マイナー会社は最終的にメジャー会社へ合併できます。
このゲーム固有のメカニズム
- すべての株式ラウンドは、プライベート会社・マイナー会社・メジャー会社の特許状の同時オークションで始まります。プレイヤーごとの入札トークンが限られているため、どのオークションで競るかを選ばなければなりません
- マイナー会社の額面(パー)価格は設立者が選ぶのではありません。フェーズ1では固定(50)で、フェーズ2以降は落札額で決まります(会社資金は最大200、額面は100)
- マイナー会社は(少なくとも1回運営した後で)メジャー会社に合併でき、敷設済みの線路も一緒に引き継ぎます。支払いは会社保有株と現金のどちらか、または両方で行えます
- 株式ラウンドの優先順位は固定の手番順ではなく、各プレイヤーの手持ち現金の多さで決まります
- 最初の「L」列車(駅1つ)は、錆びる前なら £80 で2列車に転換できます
緊急売却
1830とは違い、ここで手段が尽きても破産にはならず、負債になります。4段階が厳密な順序で適用されます。まず会社自身の資金、次に社長の個人資金、それでも足りなければ緊急資金調達です。社長は十分な現金が集まるまで自分の株(保有している会社のものなら任意の順序で、その手番開始時の株価で)を売らなければなりませんが、資金を必要としている会社自身の証券は売れません。それでも足りない場合に限り、社長は不足分について銀行から借り入れます。利率は50%(切り上げ)と非常に高く、株式ラウンドごとに複利で膨らみ、返済するまで株の購入や入札ができなくなります。さらに、会社が銀行ではなく他の会社から列車を購入せざるを得ない場合、社長は個人資金をまったく出せず、会社だけでやりくりしなければなりません。
1830との比較
1. 舞台と地図
1830はアメリカ北東部が舞台です。1822はグレートブリテン島全体(イングランド、ウェールズ、スコットランド)が舞台で、非常に広い地図と、はるかに密な都市網を備え、最大7人までプレイできます。
2. すべてがオークション:プライベート会社、マイナー会社、メジャー会社の「特許状」
1830で最初にオークションにかけられるのはプライベート会社だけで、メジャー会社はその後自由に設立されます。1822では株式ラウンドのたびに、プライベート会社、「マイナー」会社(2株)、メジャー会社を設立するための「特許状」がすべて同時にオークションにかけられ、プレイヤーごとの入札トークンは限られています。
3. マイナー会社の額面(パー)価格はオークションで決まり、選べない
1830では設立者が額面価格を自由に選びます。1822では、フェーズ1のマイナー会社は落札額に関係なく常に固定価格の50で始まります。フェーズ2以降は、落札額がマイナー会社の資金となり、額面価格も決まります。
4. マイナー会社がメジャー会社に合併して、それを作ったり育てたりする
この概念は1830にはありません。1822では、マイナー会社は少なくとも1回運営してからでないとメジャー会社に吸収できず、マイナー会社の株主への支払いはメジャー会社の会社保有株と現金のどちらか、または両方で行えます。その結果、多くのメジャー会社はマイナー会社がすでに敷設したインフラを吸収して「誕生」します。
5. 最初の「L」列車と2列車への転換
1830では最初の世代の列車がすでに通常の2都市列車です。1822では特殊な「L」列車(駅1つ、価格 £60)で始まり、廃車になる前なら £80 で2列車に転換できます。この最初の段階に相当するものは1830にはありません。
6. 優先権は手番順ではなく手持ち現金で決まる
1830では株式ラウンドでの購入優先権は、直前に買ったプレイヤーの左隣へ順に回ります。1822では株式ラウンドの優先順位は各プレイヤーの手持ち現金の多さで決まり、それ以前のオークションで大きく使った人が不利になります。
7. 同時に動く会社がはるかに多い
毎ラウンド、オークションにかけられるプライベート会社、マイナー会社、メジャー会社を合わせると、1822は1830よりもはるかに多くの会社が同時に動き、拡大のペースもずっとなだらかで段階的です。
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